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第4回光賢寺聞法会

今日午後1時半から第4回目の聞法会が光賢寺本堂で行われました。門徒さん始め、他宗の方も含めて25人の方が参加して活発な議論が行われました。今日のテーマは「浄土真宗のお墓はどう考えたら良いのか?」について話し合いが行われました。皆さん関心のある話なので活発な意見が出されました。毎回熱心に出席されているある方からは、お墓の納骨室が一杯になったので、お骨を壺から出して布に包んで収めたのだが、誰のお骨か分からなくなってしまった上、いずれ土に還り無くなってしまうので、何か申し訳ない事をしたような気持になったというお話をされました。これに対して私、住職からは故人を思うお気持ちは非常に良く分かるが、人が亡くなるというのは浄土に往生して仏になる事であり、人間同士のつながりから、仏様になった故人との付き合いが始まるという事を意味する。お骨が土に還ることよりも、仏になった故人の仏法に出会って欲しいという願いを考える方が大事ではないか?と話しました。この方から住職の話を聞いて少し気持ちが楽になりましたというお答えを頂き恐縮致しました。又、今日はお墓の方角や墓相は考えなくてよいが、光賢寺が内陣を北側に作っている理由は須弥山思想に基づくものだという話をさせて頂きました。次回は1月10日の午後1時半から3時半までです。どなたでもいつからでも参加可能です。お待ちしております。三谷拝。