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第6回聞法会

雪の合間に開かれた今回の聞法会は第6回目を迎え、「何故お葬式を行うのか?」をテーマに開かれた。お葬式は故人の死を通して今を生きる意味を考える儀式であるという観点から話をさせて頂き、出席者からも活発なご意見を頂きました。又、お葬式や中陰法要などの一連の儀式の中で拝読される『白骨の御文』について、司馬遼太郎が世界で最も優れた文学だと絶賛した事を紹介させてて頂いた後、内容については後鳥羽上皇の「無常講式」の文章や存覚(ぞんかく)上人の「存覚法語」それに李白の詩や「和漢朗詠集」の歌などの言葉をベースにして蓮如がまとめ上げたもので、命のはかなさ、人生の無常を我々に伝えている事。だからこそ最後に「後生の一大事」を心にかけて念仏申すべしと言っている事の意味を解説させて頂いた。今回も出席者から活発な意見が出され、予定の2時間があっという間に過ぎてしまった聞法会でした。次回は来月14日午後1時半からです。皆様のご参加待っています。楽しく仏法を学びましょう。住職拝。