No comments yet

歎異抄学習会

昨日、徳島の光泉寺というお寺で『歎異抄』の学習会がありました。『歎異抄』はよく知られている本ですが、恥ずかしながら私は内容についてよく知らなかったものですから3年ほど前か宮城顗先生が16、17年前に徳島で講義された「歎異抄講義」という本を基に輪読会という形で学びを進めています。毎月1回の割合で香川県と徳島県の6人の住職や副住職の方などが参加して各寺院持ち回りで毎回熱い議論が行われていますので、私にとっては我が身を見つめる非常にいい機会になっています。今回も「無明を破す」とはどういう事か?とか「自分を押し頂ける」とはどういうことか?とか「浄土真宗とは天上から人を導く宗教ではなくて、船の宗教つまり乗せる人よりも深く水の中に沈んで下から支える船の様に、親鸞聖人が私よりももっと深く愚かさを尽くし、迷いを尽くしてその中から明らかにしてこられた教えである。」という言葉が胸に沁みた一日でした。これからも後3年くらいは続きそうです。ご関心のある方は是非ご参加ください。