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借耕牛

先日、冨田紀久子さん執筆の「あわ、さぬき借耕牛(かりこ・うし)探訪記」という本を冨田さんのお知り合いである木田晴康さんから寄贈して頂きました。借耕牛というのは江戸時代中期から昭和45年まで250年に亘って毎年、春と秋に8500頭もの農耕用の牛が阿波の山村と讃岐の農村地帯を往来したもので、この借耕牛の行き来が讃岐の農業を支え、阿波の山村の経済を支えていました。この阿波と讃岐の歴史を探るうえで非常に面白い内容です。

光賢寺は25番目のまちじゅう図書館の一つになっていますのでご関心のある方は是非借りて読んで頂ければと思います。よろしくお願いします。住職拝。